筑波実験植物園 『きのこ展』2011 

いつもお世話になっています。みどりちゃん4号です。

今日は4号おすすめのイベントのご紹介です。

その名も『きのこ展』2011!!
わくわく?♪♪ もりもり?♪♪ きのこいっぱい♪♪

国立科学博物館 筑波実験植物園で
(筑波大学から東大通りを挟んだ向かい側です)
2011年10月15日(土)?10月23日(日)の日程で開催されます。

このイベントの面白さをどう表現したらよいのでしょう。
キノコ好きとしてはたまらないイベントです。
今年は「きのコン」なるものもやるようです。

キノコは菌です。
その辺の雑草とは訳が違います。
まず、勘違いしている方が多いですが、キノコは植物ではありません。あくまで菌類です。
目に見えないほどの菌の集合体が実態を造形しているのです。
そのため、一般にキノコと言われる子実体(典型的な例では傘があって柄がある感じ)なものは、
キノコにとってはただの一部でしかないのです。
我々が食べるシメジなども、胞子拡散のための機能体の一部でしかありません。
キノコは未だ謎の多い生物です。
今の科学を持ってしても、分からないことだらけです。
キノコの定義だけでとてつもなく長い話になることでしょう。

しかし、キノコは重要な役割を持っています。
それは「分解者」としての役割。
良く見るのは、腐った木にニョキニョキしてるキノコ。一生懸命分解しているんです。
生物界の裏方、まさに日陰者です。
あと強いて言えば、冬虫夏草はキノコ図鑑の花形ですね。

キノコについては語り足りないですが、詳しくはきのこ展の菌学者さんに任せて
4号自身楽しみにします。(ここの菌学者さんたちも面白いから要チェックです。)

そして、菌類に興味を持ったら、「もやしもん」という漫画を読んでみてください。
日常目に見えない菌類と、私たちがどれだけ生活の中で関わってきているのか、
お酒やチーズ等の発酵食品に始まり、病原菌に至るまで、私たちは既に菌と共生しています。

長い民俗誌の中でも語り継がれています。
だって、科学技術の無い時代、毒キノコが毒キノコだと分かったのは、誰かが食べてみたからですよ!
数々の迷信もありますが、それだけ試行錯誤してきたということでしょう。
4号自身、変なキノコを食べすぎてお腹を下したことがあります。

※勝手な判断で食べることは絶対にやめましょう。
キノコの同定は、知識と経験が必要です。必ず有識者から学びましょう!

ちなみに、筑波大生のみなさん。
筑波実験植物園は筑波大学の学生証を提示すれば無料ですよ!
毎日の散歩にも良い場所ですよ!

さて、4号は帰って、キノコ汁を作ります!
キノコは五感で楽しまなくちゃ!

筑波実験植物園HP

グリーンハウスつくば 管理人みどりちゃん4号

2011年10月11日

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